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SPORTIAが目指す場所。

前回のブログでは、

「パーソナルトレーナーという仕事の本質。」

について書きました。

パーソナルトレーナーとは、単に運動法を教える仕事ではありません。

・身体を見る。

・話を聞く。

・小さな変化に気づく。

・必要な運動を考える。

・時には立ち止まり、必要に応じて医療やほかの専門家につなぐ。

そして、

・その方の心と身体に寄り添いながら、長く人生に伴走していく。

それが、私たちの考えるパーソナルトレーナーという仕事です。

では、その仕事を行う場所であるSPORTIAは、これからどのような場所を目指していくのか。

今回は、私たちSPORTIAが目指す未来について書きたいと思います。


トレーニングをするだけの場所ではない。

一般的に、トレーニングジムと聞くと、

・筋肉を鍛える場所。

・痩せるために通う場所。

・身体を動かして汗を流す場所。

そのようなイメージを持つ方が多いと思います。

もちろん、SPORTIAも運動を行う場所です。

・ウエイトトレーニングを行う。

・ストレッチを行う。

・身体を整える。

・姿勢や動作を改善する。

・競技力を高めるカラダづくりを行う。

・健康美を維持するカラダづくりを行う。

それらは、私たちが提供する大切な価値です。

しかし、私たちが目指しているのは、単に運動を提供する場所ではありません。

SPORTIA会員の皆様が、

自分の身体と向き合い、
現在の状態を知り、
これからの人生を考えることができる場所。

心と身体を少し整え、
前向きな気持ちで日常へ戻っていける場所。

SPORTIAは、そのような場所でありたいと考えています。


身体を変える前に、身体を知る。

多くの方は、身体を変えたいという思いを持ってSPORTIAを訪れます。

・体重を落としたい。

・筋肉をつけたい。

・姿勢を良くしたい。

・肩や腰の不調を改善したい。

・年齢を重ねても元気に動き続けたい。

しかし、身体を変えるためには、まず現在の身体を知る必要があります。

・姿勢はどうなっているのか。

・関節はどのくらい動くのか。

・筋力はどのくらいあるのか。

・自分の身体を支えることができているのか。

・疲労や睡眠の状態はどうなのか。

・日常生活の中に、身体へ負担をかける習慣はないか。

今の自分を知らないままでは、進む方向を決めることはできません。

身体づくりは、理想だけを見るものではありません。

理想と現在地を知り、その間にある道筋を考えることです。

だからSPORTIAでは、ただ運動を始めるのではなく、その方の身体を見て、話を聞き、今必要なことを一緒に考えることを大切にしています。


整えることから、はじまる。

私たちSPORTIAが大切にしている言葉があります。

「整えることから、はじまる。」

身体に負荷をかけることは大切です。

筋肉を鍛え、体力を育てるためには、日常生活以上の刺激が必要です。

しかし、身体が十分に動かない状態で負荷だけをかけても、良い結果にはつながりません。

まず、マット上で身体を整える。

次に、立った状態で自分の身体をコントロールする。

そして、適切な負荷を持つ。

「整えて、動いて、負荷を持つ。」

この順序が、SPORTIAの身体づくりの基本です。

ただし、「整える」とは、身体だけの話ではありません。

・気持ちが落ち着かない日。

・仕事で疲れている日。

・眠れていない日。

・何となく前向きになれない日。

そのような時に、いつもと同じ運動を行うことが正解とは限りません。

・身体をゆっくり動かす。

・呼吸を整える。

・会話をする。

・時には負荷を下げる。

心と身体の両方を見ながら、その日に必要な時間をつくる。

私たちが考える「整える」には、そのような意味も含まれています。


一人ひとりに、必要な時間をつくる。

SPORTIAには、さまざまなお客様が通われています。

・健康を維持したい方。

・身体を変えたい方。

・痛みや不安を抱えている方。

・競技力を高めたいアスリート。

・仕事の責任を背負い、忙しい毎日を送る経営者。

・年齢を重ねても、自分の脚で歩き続けたい方。

目的も、体力も、生活環境も、一人ひとり異なります。

だから、同じ運動を、同じ順番で、同じ負荷で行えばよいわけではありません。

・その日の体調。

・生活の変化。

・心の状態。

・身体の動き。

・会話の中から感じ取れる小さな変化。

それらを確認しながら、その方に必要な時間をつくる。

それが、マンツーマンで行うパーソナルトレーニングの価値です。

一人ひとりの人生に合わせてつくられる、身体と向き合う時間です。


続けられることを、大切にする。

身体づくりにおいて、最も難しいことは、始めることではありません。

「続けること」です。

短期間だけ頑張る。

一時的に体重を落とす。

一時的に筋力をあげる。

短期間であれば、方法は数多くあります。

しかし、

身体は人生を通して使い続けるものです。

だからこそ、無理なく続けられることが重要です。

カラダ(心臓や関節)は、消耗品です。

SPORTIAでは、開業当初から週に一度のパーソナルトレーニングを基本としてきました。
(※週1ペースのトレーニング習慣)

・週に一度、自分の身体と向き合う時間をつくる。

・曜日と時間を決め、生活の中に運動を組み込む。

・短期間の結果だけを求めるのではなく、長く続く習慣をつくる。

週に1回ペースであっても、正しい方向へ積み重ねれば、身体は変わります。

そして、その積み重ねは、やがて生活の一部になります。

健康美は、一度手に入れれば終わるものではありません。

日々の習慣によって守り、育てていくものです。


年齢を重ねても、通い続けられる場所へ。

SPORTIAには、5年、10年、15年、20年、25年と継続されているお客様が多くいらっしゃいます。

開業当初は若かったお客様も、年月とともに年齢を重ねていきます。

私たちトレーナーも同じです。

年齢を重ねれば、身体の状態も、生活も、目標も変わります。

若い頃には、体型や筋力が一番の目的だった方が、やがて健康維持を優先するようになる。

・仕事を続けるための体力。

・家族との時間を楽しむための体力。

・旅行へ行くための体力。

・自分の脚で歩き続けるための体力。

身体づくりの目的は、人生とともに変化していきます。

SPORTIAも、その変化に合わせて成長していかなければなりません。

・身体を鍛えるだけではなく、整える。

・強化だけではなく、回復を考える。

・体だけではなく、心にも目を向ける。

・若い方だけではなく、年齢を重ねた方も安心して通うことができる。

・元気な時だけではなく、少し不安を抱えている時にも相談できる。

その方の人生の変化に合わせて、長く関わり続けられる場所。

それが、SPORTIAの目指す場所です。


運動の前後にあるものまで考える。

運動習慣は、健康を支える大切な要素です。

しかし、健康は運動だけでつくられるものではありません。

・食事。

・睡眠。

・休養。

・呼吸。

・心の状態。

・身体の回復。

・人とのつながり。

それらが影響し合い、私たちの健康美をつくっています。

・どれほど良いトレーニングを行っても、十分に眠れていなければ身体は回復しません。

・食生活が大きく乱れていれば、身体づくりは思うように進みません。

・ストレスを抱え続けていれば、身体にも変化が現れます。

だから私たちは、トレーニングの時間だけを見ていてはいけません。

運動の前、どのような生活をしているのか。

運動の後、どのように回復するのか。

その方の日常全体を見ながら、より良い身体づくりを考える必要があります。

SPORTIAは、運動だけを切り取って提供する場所ではなく、
生活全体を整えるきっかけとなる場所を目指しています。


トレーナー自身が、整っていること。

お客様の身体と人生に関わるためには、私たちトレーナー自身の在り方も問われます。

・知識や技術を学び続けること。

・自分自身の身体を整えること。

・体調を管理すること。

・相手の話を聞くこと。

・言葉や所作を大切にすること。

・施設を清潔に保つこと。

・お客様を迎える準備を怠らないこと。

私たちがどのような状態でお客様の前に立つのか。

その積み重ねが、SPORTIAという場所の価値をつくります。

「整える人が、まず整う。」

私たちが大切にしたい考え方です。

トレーナー自身が自分の身体や心と向き合い続けるからこそ、お客様に伝えられることがあります。

知識だけではなく、自ら実践し、積み重ねてきた経験を通して伝える。

私たちは、その姿勢を忘れてはいけません。


人が、自分自身を取り戻せる場所。

忙しい毎日の中で、自分の身体と向き合う時間は、少しずつ失われています。

・仕事。

・家事。

・子育て。

・人間関係。

さまざまな責任を抱え、自分自身のことを後回しにしている方は少なくありません。

気づいた時には、

・身体に痛みが出ている。

・体力が落ちている。

・疲れが抜けなくなっている。

・心にも余裕がなくなっている。

だからこそ、
週に一度でも、自分のための時間をつくることには大きな意味があります。

・身体を動かす。

・呼吸を整える。

・自分の状態を知る。

・人に話を聞いてもらう。

・少し前向きな気持ちで、日常に戻っていく。

SPORTIAは、単に筋肉を鍛える場所ではなく、
自分自身を取り戻せる場所でありたいと考えています。


SPORTIAが目指す場所。

私たちが目指しているのは、流行の運動法を提供する場所ではありません。

短期間の結果だけを競う場所でもありません。

・人の身体を見て、話を聞き、その方に必要な運動を考える。

・心と身体の変化に気づき、必要な時には支え、必要な時には専門家につなぐ。

・整えて、動いて、適切な負荷をかける。

そして、

・無理なく続けられる習慣をつくる。

・年齢を重ねても、安心して通い続けることができる。

・お客様と私たちが、ともに年齢を重ねながら成長していける。

SPORTIAは、運動をする場所であると同時に、
心と身体を整え、人生を支える場所でありたいと考えています。

それが、私たちSPORTIAが目指す場所です。


しかし、この想いを実現するためには、現在の施設や仕組みのままでは難しい。

運動だけではなく、測定、回復、食事、商品、空間、そして人とのつながり、医療施設との連携。より深く健康美を支える場所をつくることを目標にしています。

長くSPORTIAを続けてきたからこそ、今、次の挑戦が必要だと感じています。

次回は、

「SPORTIA BASEという挑戦。」

について書きたいと思います。

株式会社スポーティア
代表取締役
野村 幸紀