−SPORTIA Training Method−
SPORTIAトレーニングの特徴
Ⅰ.最小トレーニング頻度の提唱・独自の体力基準
●「週1回/月4回/年間48回」という具体的トレーニング頻度を提唱
SPORTIAでは、2000年1月より「週1回/月4回/年間48回」という
最小トレーニング頻度での
「健康的なカラダづくり⇔体力レベルの維持・向上」を提唱し
日々のパーソナルトレーニング指導に取り組んでおります。
その中でも特に、
「心身ともに健康的な生活を送るために必要な体力レベル±0(プラスマイナスゼロ)」
という独自の体力基準を設け、週1回ペースのトレーニングライフを推奨しています。
●独自のカウンセリングプログラム「PCP」
SPORTIAでは、20年以上の現場経験から導き出された
独自の体力レベル基準(プラスマイナスゼロ値:±0値)を基に
お客様が目指すべき(維持するべき)体力レベルを設定しています。
定期的カウンセリングプログラム(Periodic Counseling Program/PCP)は
レベルがLevelⅠ~LevelⅢまで設定されており
各レベルはStage1~Stage5の5段階に分かれています。
*SPORTIA会員様が目指す体力レベル:LeveⅠ-Stage5
*スポーツ選手に求める体力レベル:LeveⅢ-Stage5
基礎体力要素(筋力・柔軟性・持久力・スピード・バランス)から
種目と強度別に分けてお客様の体力レベルを測定していき、
その結果を毎週のトレーニングに活かして指導して参ります。
Ⅱ.「腱トレ」&「ウエイトトレーニング×ストレッチ」
●「ウエイトトレーニング」&「静的ストレッチング」の推奨
「若々しく・美しく・力強く・病気知らずのカラダ」を実現するには
筋力・柔軟性・全身持久力(心肺機能)という3大基礎体力要素を
維持・向上させることがポイントとなります。
SPORTIAでは、数多くある運動法の中から唯一、
3大基礎体力要素のすべてにアプローチでき、維持・向上させることが可能である
「ウエイトトレーニング」という運動法に着目し、推奨しています。
また、自律神経(交感神経・副交感神経)やホルモンバランスへの
アプローチとして「トレーニングにはONとOFFが必要」と考え、
「静的ストレッチング」に着目し、独自のボディケアを作り提供しています。
●ウエイトトレーニングに必要なのは、根性論よりも「思考」
ストイックに取り組む、ハードなウエイトトレーニングは
根性論的観点からみれば正解かもしません。
「結果を出したいという気持ち=ストイックでハード」
を決して否定することはできないからです。
そもそも根性が無くては、
継続してトレーニングをすることすらできません。
その気持ちはよく分かります。
しかし、「ウエイトトレーニングの効果」という観点からみると
それは、間違っているように感じます。
なぜなら、ウエイトトレーニングは、そもそも
筋肉を大きくするためだけの目的で行う運動法ではないからです。
"筋力発揮(筋肉が本来持っているパフォーマンス)を高めるには
筋肉を大きくしなければいけない"と誤解している方が多いため、
このような、偏ったトレーニングを行ってしまうのです。
筋力発揮を高めるには、
3大基礎体力要素(筋力・柔軟性・全身持久力)が重要となります。
この3大基礎体力要素のすべてを向上させることができる唯一の運動法、
それがウエイトトレーニングであるとSPORTIAは確信しております。
もちろん、ウェイトトレーニングの一環としてSPORTIAでも
筋肥大(筋肉を大きくさせる)目的のプログラムも導入しています。
ただ、筋肥大に偏ったトレーニング指導を
SPORTIAでは採用していないということです。
重要なのは、ウエイトトレーニングの本質・真の目的を正しく理解することです。
ウエイト(自体重・バーベル・ダンベル・マシンなどの負荷)を使い
・筋肉・腱・心臓に刺激を与えるにはどうすればいいのか?
・どのようにウエイトをコントロールするのか?
このように、考えながらウエイトトレーニングをすることです。
SPORTIAでは「真のウエイトトレーニング」を指導して参ります。
●筋力が高まる。このメカニズムを正しく理解すること
筋力(筋肉が発揮する力)は、以下の3つに比例します。
○筋肉の長さ ○筋肉の大きさ ○神経・筋の支配率
➥筋肉(骨格筋)は、骨(骨格)の長さに比例します。
身長が低い人より高い人の方が筋力は高いということです。
②筋肉の大きさ
➥筋力は、筋肉の大きさ(太さ)に比例します。
「筋肉への強い負荷」+「タンパク質中心の食事」+「質の良い睡眠(休養)」
を続けることで、筋肉を大きく成長・高めることができます。
③神経・筋の支配率
➥ここが最も重要な点で、あまり知られていないことです。
筋肉は筋繊維の集合体で、脳でコントロールされています。
筋肉への刺激が減少すると、脳からは最低限の指令しか出なくなり、
最終的には神経・筋の支配率が低下し、やがて筋力は低下します。
加齢と共に筋力が低下する原因はココにあると考えます。
逆に言えば、何らかの刺激を与えることで
筋力は維持・高めることができるのです。
●「腱」を中心にウエイトトレーニングを考える
ウエイトトレーニングという運動法の目的は
「筋力の改善・維持・向上」が中心となります。
従来からウエイトトレーニングは
「筋肉」を中心に考えられていますが、
SPORTIAでは、筋肉のさらにその先にある「腱」を中心として
ウエイトトレーニングを考えています。
なぜなら、「腱の力&長さ」と「腱の粘弾性」は密接な関係があると
SPORTIAは考えているからです。
特に、スポーツ選手のパフォーマンスで考えると
その差は顕著に表れます。
「ウエイトトレーニングで筋力アップしたが、パフォーマンスが低下した」
スポーツの現場では、よく耳にする言葉です。
一見すると、ウェイトトレーニングが悪いかのようにイメージしてしまいますが、
決してそうでは御座いません。
ウェイトトレーニングの方法が間違えているのです。
(若しくは、日々の競技練習が間違えている)
ウエイトトレーニングは、筋肉に負荷をかけながら
「腱にかかる負荷」を考慮することがポイントとなります。
意識するべきは、
トレーニング時の「伸張性筋収縮(エキセントリック)」と
トレーニング後の「伸張(ストレッチ)」。
そして、スポーツパフォーマンス時の筋収縮は
「等尺性筋収縮(アイソメトリック)」。
これに尽きるとSPORTIAは考えます。
SPORTIAではこのことを「腱トレ」と呼んでいます。
腱トレとは?
筋肉と腱に負荷をかけるトレーニング。
『SPORTIAの腱トレ』は、伸張性筋収縮と伸張がポイント。
教科書には載っていない新しい発想 ⇔ 『腱トレ』
力強く動ける身体・更なる高いパフォーマンス
を求める全ての方にオススメ。
Ⅲ.「鼻呼吸」の重要性
●「鼻呼吸」でのトレーニングを推奨
「ウエイトトレーニング=無酸素運動」という表現は間違っています。
有酸素運動と無酸素運動の違いは、「運動強度」です。
そのため運動強度が低いウエイトトレーニングは、「有酸素運動」になります。
ウエイトトレーニングを行う際、
「肺に酸素を取り込み、胸郭を広げる」ことがポイントなのですが、
多くの方が「口呼吸(口から酸素を吸込み・吐き出す)」で行っています。
SPORTIAでは、トレーニング中の呼吸は
「鼻呼吸(鼻から酸素を吸込み・吐き出す)」を推奨しています。
●なぜ?鼻呼吸なのか!?
現代医学において「口呼吸」は、様々な疾患リスクを高めるとされています。
(虫歯・歯周病・口臭の悪化・肌荒れ・アレルギーetc...)
では、なぜリスクが高まるのか?それは、
口は消化器官であり、呼吸器官ではないからです。
本来の呼吸器官は「鼻・喉・肺」。
なので、SPORTIAでは上述したように、
トレーニング中の呼吸は「鼻呼吸」を意識するよう指導しているのです。
口呼吸になる理由としては、「舌の位置」が深く関係していると考えられています。
本来であれば、「上あごに舌がついている」状態なのですが、
「噛み合わせ」「舌周囲の筋力低下」「脊椎の生理湾曲の崩れ」などが原因で、
「舌が下がっている」現代人が多いとされます。
SPORTIAでは、特に脊椎の生理湾曲にフォーカスした上で、
「体幹を中心に低下した筋力の向上」・「柔軟性の改善トレーニング」
+
「鼻呼吸」
で「正しい舌の位置」にアプローチしていきます。
いくら正しいトレーニングを行っていても、
それが「口呼吸」の場合、
結果として“害”になってしまう可能性があるのです。
日頃から「鼻呼吸」を意識することで
質の良い睡眠⇒疲労回復⇒免疫力向上と健康ライフ
に繋げたいと考えています。