“シェイプアップ”するにあたり、1番気になるのが“皮膚のたるみ”ではないでしょうか。
皮膚の構造を簡単に考えてみます。
皮膚は、大きく3つのパートにわけることができます。
外側から、「表皮(ひょうひ)」「真皮(しんぴ)」「皮下脂肪組織(ひかしぼううそしき)」
(*皮下脂肪組織の内側に筋膜・筋肉があります。)
“シェイプアップ”では、この皮下脂肪組織に位置する“皮下脂肪”と内臓周囲に位置する“内臓脂肪”を減らしたいわけです。
しかも、『必要以上に多くなった“脂肪”を減らしたいのです!』
私の経験上、男性は体脂肪率15~18%前後。女性は体脂肪率20~23%前後であれば最高のように感じます。
(*その中で、ボディビルのような競技になると、男性は体脂肪率3~5%前後。女性は体脂肪率7~10%前後という極限のカラダを作り出すわけです。)
“脂肪”は、カラダにとって悪いイメージがありますが、①エネルギーとして蓄える②外界からの衝撃を吸収する③熱や寒さから保護する④ホルモンを作り出す‥私たちのカラダにとって必要なものでもあるのです。
このことを踏まえて、もう一度“シェイプアップ&皮膚のたるみ”を考えてみます。
“シェイプアップ”するには、以下のことが重要となります。
①心拍数を上げる運動を行う。
②筋肉の収縮運動を多くさせる。
③「食事」を見直す。
④疲労回復に努める。
まだ、具体的に書いていませんが、上記のことをバランスよく実践することがポイントであり、どれか1点にこだわると“シェイプアップ”はうまく行きません。その結果が“皮膚のたるみ”として表れてしまいます。
『炭水化物カット!』などは、一番やってはいけないことなのです!!
(*競技になると別の話になります。)
我々日本人は、お米を食べることで生きてこれたと私は思います。
もちろん、必要以上に食べると問題ですが、どの食べ物においても同じですから^^
続く。
2016年11月19日のカラダです。
競技者としては、まだまだのカラダで参考になりませんが、42歳男性のカラダでみると“皮膚のたるみ”が少なくシェイプアップができていると思います。競技をさせて頂く中でお客様の目線で“理想のシェイプアップ法”を模索してきています。また書きます。