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一流は、感覚を言葉にできる。

前回のブログでは、
「覚悟」というテーマで書きました。

今回は、トップアスリートのサポートを通して
もう一つ強く感じていることを書きたいと思います。

それは、

一流は、自分の感覚を言葉にできる
ということです。


現在、私は陸上競技のトップアスリート4名(女子三段跳、男子走高跳、男子マラソン、女子マラソン)のサポートに関わらせていただいています。

4人とも共通しているのは、
自分自身のカラダの感覚が非常に優れていることです。

その中でも、4月からサポートさせていただいている選手(女子マラソン)の言葉に、私は大きな衝撃を受けました。


トレーニング後、ボディケアを行う中で
私はフォームについていくつか質問をしました。

一つは、腕の使い方
もう一つは、重心を前に持っていくイメージです。


私の経験上、
この2つを言語化できる選手は多くありません。


しかしその選手は、自身の動きをこう表現しました。

「肩甲骨の使い方」
「背面(肩甲骨)から重心を前に持っていきながら、胸で抑え込むイメージ」


その言葉を聞いた瞬間、
私の中で一つの感覚がつながりました。


私はこれまで、
ランニングにおける「理想のフォーム」を追求してきました。

トップアスリートは、
「自然と理想に近いフォームで動いている」ことが多い。

一方で一般の方は、
「理想のフォームから少し外れた動きをしている」ケースが多いと感じています。


だからこそ私は、

理想のフォームを伝えることが上達につながる

と考えています。
※私はフィジカルトレーナーなのでその動きを基本動作としてトレーニングに落とし込みます。


ランニング(マラソン)は、競技人口が多く、
多くの方が楽しんでいるスポーツです。

だからこそ、

理想のフォームを持つことはとても重要だと思います。


今回の選手の言葉は、
私がこれまで悩み続けてきた「理想のフォーム」を
一気に整理してくれるものでした。


そして後日、
大濠公園でその動きを意識して走ってみました。


正直な感想は、

「かなり良い!」

でした。


今までの自分の考えにはなかった動き。

しかし、

カラダの中でしっくりくる感覚でした。


改めて感じました。


一流は、感覚を言葉にできる。

そして、

その言葉は、
他者の動きさえも変えてしまう。


カラダは嘘をつきません。

そして、

感覚は磨かれ、
言葉にすることで、さらに深まる。


私はこれからも、

理想のフォームを追求し続けます。

そしてその感覚を、

一人でも多くの方に伝えていきたいと思います。


株式会社スポーティア
代表取締役
野村 幸紀