前回のブログ写真から・・・「先生!腰が痛いのですか!?」とご心配の声を頂きました。
すみません。大丈夫です(汗)
ご心配をお掛けしました。
*演技の写真です^^
前回のブログで「腰痛」を引き起こす要因を書かせて頂きました。
たくさんありましたよね(汗)
その中で、今回は「栄養的な問題」に触れてみたいと思います。
‟食生活の乱れ”から「体重(体脂肪)」が増えてくると「腰痛」を引き起こす要因になります。
「なぜか??」
不思議と‟体脂肪”は、‟体幹周り(お腹周り)”に増えてきます(汗)
理由としては
①体幹周りの筋収縮活動が少ない(筋力&柔軟性の低下含む)
②内臓を守る役割(冷えや衝撃)
③骨格の歪み
などが考えられています。
体重(体脂肪)が増えてくると、どうしても体幹周りの体脂肪が増えてしまい、腰椎(腰部)を支える役割がある「体幹(腹筋・背筋群)の働き(機能)」が低下してしまいます。
専門的には、『腹圧が低下する』と言われます。
簡単に‟腹圧を高める体験(トレーニング)”として、以下がベストだと私は思います。
お腹周りにロープ(ひも)を巻き、‟ロープを締めると同時にお腹を引っ込める”動作が「腹圧を高める」という動作です。*この際、息は止めませんので話すことができます。
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ウエスト(胴周り)を測定する際、少しでも細くしたいためお腹を引っ込めるでしょ(笑)同じです!
*是非、お試し下さい!意外と難しいですよ(汗)
また、水中に入る(肩まで)と‟水圧”によって同じような状態を自然に作ることができます。
*だからこそ、初期の腰痛運動として‟水中運動”が推奨されるのです。理屈で考えると、水中に入り‟呼吸”するだけでトレーニングできますね。最終的には、‟陸上”で行うことが重要ですよ!
専門的には、「ドローイン」「呼吸法(腹式呼吸)」などで紹介されています。
*呼吸筋なので、「深層筋(インナーマッスル)」として紹介され、‟横隔膜”‟骨盤底筋群”‟腹横筋”というフレーズと共に紹介されます。
私の現場経験や最新情報では、『胸式呼吸で胸を広げる(胸郭を広げる)』ことで当然ですが横隔膜を刺激でき、骨盤底筋群を刺激できるのです。
難しく考えないで、自然に胸式呼吸にて上・下半身のトレーニングを行うだけで「腰痛運動」が出来るというわけです!
また、「骨盤の位置」(骨格の歪み)が‟腰痛”と大きく関係するため‟腹直筋”という大きな表層筋(アウターマッスル)の筋力&柔軟性は当然ながら重要なのですね!
以上のことから、SPORTIAでは昔からある「シットアップ(上体起こし)」を評価トレーニングとして推奨しています。
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年齢・性別関係なく、支持なしで10~30回出来る体力レベルを一生涯保ちたいですね^^
*10回できて体力レベル+1
応用として、途中で動きを止め、息を吐き出しながら腹筋群を収縮させるとインナー&アウター共にしっかり刺激が入ります。
シンプルなトレーニングです。(意外と難しいですよ!)
「体重過多」の場合で書いてきましたが、私の現場経験にて感じることは、‟栄養失調”から来る「腰痛」が意外と多いということです。
「栄養失調??」
はい!タンパク質の摂取不足から来る「腰痛」ですね。
タンパク質は、三大栄養素の1つです。
*動物性タンパク質(肉・魚・卵)、植物性タンパク質(豆類)
タンパク質の摂取量が減ると筋肉が硬くなり、血液循環が悪くなり、「疲労回復」が遅れ「腰痛」の要因になります!(*筋力・柔軟性・持久力の低下につながります!)
体重1㎏あたり1g以上のタンパク質を1日で摂取できる食事内容が理想だと私は思います!
(*スポーツ選手やボディビルダーは、2~4g摂取できる食事内容が理想だと思います。)
【続く】