国の文化審議会が18日、重要文化財に指定するように求めた答申がありました。
県内からは福岡市所有の「金錯銘大刀」、県所有の「大宰府跡出土木簡」など3件が盛り込まれました。
登録有形文化財には、福岡市・中洲の戦後の料亭文化を伝える「料亭 満佐」の主屋など建造物7件が含まれました。
登録有形文化財とは、「その土地に残る大切な建設物や美術工芸品などの文化財を守る」ために制定されたものです。
「料亭 満佐」のS社長とは、もう12年以上のお付き合いです。
正直、今回のことで初めて登録有形文化財のことを詳しく知りました。
現在、どの業界においても『本物』を提供できる会社・組織・個人は少なくなっているようにも感じます。
「流行りがあればすぐに飛びつき、ブームが去ればすぐに撤退する」
ビジネスモデルとしては、ある意味美味しいとこどりでアリなのかもしれませんが・・・間違いなくその業界は荒らされ衰退させる原因になると私は思います。
だからこそ、我々消費者はもっと勉強する(考える)ことが必要な時代になっていると思います。
「情報」だけに踊らされず、しっかり『本物』を見抜く力を身につけることが必要な時代だと思います。
その為に、ある程度の投資は必須だと私は思います。
私も、約3年前大切な方を接待するため「料亭 満佐」さんを使わせて頂きました。
その際、はじめて‟天然のフグ”を食べました。
(*山口県下関市出身なのに・・・)
フグ刺しの厚さはもちろんですが、私が一番驚いたのは‟白子”です!
「今まで食べた‟白子”は何だったんだろう?!」とその美味しさに驚き・感動しました。
S社長から、「野村さん、これが本物のフグの白子ですよ^^」と説明を受けた際、大人になってこのような料亭でお食事ができていることを誇らしく思ったものです。
お洒落で、派手さはないかもしれませんが、『本物』です!!
福岡市に、料亭文化を伝え続けている本物の料亭があることをもっと多くの方に知ってほしくて、SPORTIA代表ブログという小さな場所からの発信ですが、布石になれれば幸せです。
‟観光名所”にしながら、多くの方々で本物を存続させたいものですね。
私たちSPORTIAも『本物』を提供し続けることができる会社であり続けたいと思います。
最後に・・・『業歴こそ信用』